またサイディング工事には、主に2通りの工法があります。

建物の状態やお住まいの地域によっても、どちらの工法が適しているかは異なります。当社では立地や現状などをしっかりと現地調査したうえで、適切な施工をご案内いたします。

ガルバリウムなどの金属鋼板に、断熱材をあわせた外壁材です。
防水性や耐久性に優れ、金属のためひび割れなどが起こりにくい素材です。そしてほかの外壁材と比べても軽量であるため、建物への負荷も抑えられるメリットがあります。
また金属特有の素材感で外観の印象が大きく変わるため、スタイリッシュでモダンな印象にしたいという方におすすめです。

デメリットとしては、サビが出やすいという金属の特徴があるため、沿岸部にお住まいの方などはメンテナンスの頻度がほかの外壁材よりも少し多い点があげられます。

セメント・繊維質原料からつくられている窯業系サイディングは、現代の日本で最も採用されている外壁材といえます。

デザイン・カラーなどの種類が豊富で、理想のイメージにより近い仕上がりにすることも可能です。
また窯業系サイディングは、その多くは工場で生産されています。そのため安定した品質でありながら、工事費用を抑えられるメリットがあります。
耐震性・耐火性・遮音性などの機能性に優れている、オールマイティーな外壁材です。

樹脂系サイディングは、日本国内でのシェアはあまり高くない外壁材です。しかし北米などの寒い地域では、古くからスタンダードな外壁材として採用されています。

コーキング材をほとんど使わない施工のため、サイディング同士のつなぎ目が目立ちにくいことが特徴です。
寒さによる劣化（凍害）や、潮風の塩分が原因の劣化（塩害）に強く、耐久性が高いことが大きなメリットです。
デザインのバリエーションこそ少ないですが、機能性を考えると秋田の建物に適している外壁材といえます。

外壁よりも直接的に紫外線や雨風などの影響を受けやすい屋根は、外壁よりも劣化の進みが早い部分です。屋根材の傷みや、ズレ・浮きなどの劣化症状を放置すると、雨漏りなど建物の構造部に悪影響を及ぼす可能性も。
そのため、屋根のメンテナンスも外壁工事と同じく重要です。
当社では、屋根の調査・メンテナンス工事も承っております。お客様の住まいの状態にあわせ、適した施工をご提案いたします。また外壁工事とあわせての施工も可能です。
お気軽にご相談ください。

雨樋は外壁や地面に直接雨水が当たらないよう、雨水を受けとめて適切に排水する役割があります。
落ち葉などのゴミがたまっていたり、破損していたりすると、雨漏り・腐食などのトラブルにつながる場合もあります。
普段目につきにくい部分だからこそ、しっかりと定期的にメンテナンスを行うことが肝要です。
外壁や屋根のメンテナンスをご検討の際は、雨樋もあわせて調査することをおすすめいたします。